私が行政書士を目指した理由・行政書士試験に合格するまでの体験談

Profile

古川 逸人(Hayato Furukawa)

古川行政書士事務所 代表 / 名古屋出入国在留管理局・届出済申請取次行政書士 / 外国人雇用コンサルタント / スペイン語翻訳者

1987年生まれ。石川県金沢市出身。石川工業高等専門学校(機械工学科)卒業。県内の機械メーカーで3D-CADAMによる金型設計に従事。その後、脱サラし、スペイン語を学ぶため南米ペルーに移住。一時帰国中に、行政書士試験に合格。日本に帰国後、小松市で行政書士事務所を独立開業し、相続・遺言業務を専門とする。その後、入管業務に関心を持ち、金沢市の菅原行政書士事務所に入所。そこで上場企業を含め400以上のビザ申請・渉外業務をサポート。2020年3月には、石川県初の特定技能(外食業)の許可を取り次いだ行政書士となる。2020年9月に「古川行政書士事務所」を開設。現在、外国人雇用コンサルタントとしても活動中。

はじめまして。私は、石川県金沢市で入管手続き(外国人のビザ申請)を専門にする行政書士の古川逸人と申します。

この記事では、私が現在の入管業務専門の行政書士になるまでに悩んだこと・感じたことをお伝えし、これから行政書士を目指している方、行政書士の資格取得について考えておられる方のご参考に少しでもなればと思っております。

行政書士を目指したきっかけ

私が行政書士という資格について知ったのは、23歳の時でした。

当時、一度会社で働いてみて、自分の無能さを痛感するとともに、ずっと会社勤めの人生はなんか自分に合わないなと思っていました。

そして、自分の強みを持ち、自分一人で仕事ができるようになりたいと思い、資格がまとめられている分厚い本を買い、独立開業できる資格について一つ一つ調べました。

そんな時、私の兄の友人が行政書士として自分で仕事をしているという話を聞きました。

行政書士という資格について調べると、独立開業でき、法律系資格の中では最も合格しやすいということがわかりました。

自分に向いていそうでしたので、当時は行政書士が具体的にどんな仕事をするかよくわかりませんでしたが、行政書士を目指すことにしました。

振り返って、今思うこと

当時、私は「自分の強みを持つには、資格取得が不可欠だ」と思っていました。しかし、資格にこだわらなくても、「自分の強みを生かして自分一人でできる仕事」はやり方次第で無限にあります。YouTuberなんかは、その典型ですね。しかし、当時の私は、『資格』にかなり縛られていたように思います。もちろん、今、私は行政書士の仕事で生計を立てていますので、行政書士を目指してよかったと思いますが、「必ずしも資格取得だけが、なりたい自分になる方法ではないよ」と、当時の自分に伝えてあげたいです。

行政書士試験のために選んだ学習法・教材

通学か、通信講座か

行政書士試験の勉強をするには、資格の学校へ通学する方法と、通信講座を受講する方法の2つがありますが、私は通信講座を選びました。

その主な理由は、仕事後に通学できるような資格の学校が近くになかったことですが、もう一つの理由は、通学しても直に講師から教えてもらえる訳ではなく、結局録画された講義を見ることがわかったからです。

東京や大阪などの大都市なら別ですが、金沢のような地方都市では、それが普通だと思います。

それなら、通学する意味はあるのだろうか、と考えました。そして、私にとって、モチベーションの維持以外に通学するメリットはあまりない、それよりも通信講座の方が仕事をしている自分に合っているとの結論に至りました。

どんな通信講座を選んだか

そうなると、次に「どんな通信講座がいいのか」と考えるものです。当時、私は、ユーキャン(U-CAN)ぐらいしか思い浮かびませんでした。そのため、ネットで色々と調べました。すると、フォーサイト(Foresight)の通信講座も良さそうだということがわかりました。

フォーサイトの方が、ユーキャンよりも割高でした。しかし、なるべく短期間で合格できるなら、少し高くても全然いいなという気持ちもありましたので、両方とも資料請求してみることにしました。

もし、どの通信講座にしようか迷っておられるなら、とりあえず資料請求し、それらを比較してみるのはとても良い方法だと思います。

私は、資料請求する前は、ユーキャンの方が断然知名度があり、フォーサイトはネット上でしか知られてしませんでしたので、フォーサイトは何か怪しい、多分ユーキャンにするな、と考えていました。

しかし、届いたサンプル教材やDVDを見てみると、ユーキャンは「行政書士」を数ある資格の一つと捉えているのに対し、フォーサイトは「行政書士」試験に特化しているように感じました。

フォーサイトの教材はフルカラーでわかりやすく、講師の福澤さんも好印象でした。

では、「なぜフォーサイトは、それほど認知されていないのか」と思いました。そのことを調べると、低価格で提供するために大々的に広告を打ってはいない、ということがわかり、安心しました。

そして、フォーサイトの行政書士講座を申し込みました。

結果的に、私はフォーサイトの通信講座で行政書士に合格し、今行政書士の資格を活かすことができていますので、私個人の意見としてはお勧めです。

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しかし、当然、自分に合う合わないはありますので、(その後、DMが来るという欠点がありますが、)とりあえず自分に合いそうな通信講座を2~3選び、資料請求をして、自分の目で比較してみるのがよいのではないでしょうか。

また、私が行政書士を目指し始めた10年前よりも、さらに多くの選択肢があります。フォーサイト、ユーキャン、スタディング、アガルート、クレアールなどです。

ぜひ、ネット情報の口コミなどには惑わされず、ご自分の目でお確かめいただければ、あなたにとって最も良い通信講座が見つかると思いますよ。

図書館にいた行政書士受験生が使っていたテキスト

私は、行政書士試験前に、近くの県立図書館の自習スペースに、毎日通っていました。そこに、私と同じように毎日勉強している金髪ショートの主婦の方がいることに気づきました。すると、私と同じテキストで勉強しておられ、ビックリしました。私はシャイなので、声をかけることができませんでしたが、自分も頑張ろうという気になりました。そして、その方もフォーサイトの通信講座にしていたことから、自分の教材選びは間違っていなかったんだなと思いました。今では、フォーサイトも不合格だった場合は、全額返金保証がついているみたいですね。当時はなかったので、(私は一度試験に落ちています。)結構いいんじゃないかな~と感じています。

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初めての行政書士試験は不合格

2011年、私が24歳の時に、初めて行政書士試験を受験しました。

しかし、残念なことに、結果は不合格でした。

とても悲しかったので、合否通知書を詳しく見れませんでしたが、確か、選択式の問題は半分も正解しておらず、記述式はほぼ点数がつかなかったと思います。

その後、合格できなかった要因を考えました。

そして、①絶対的な勉強時間が少なかったこと、②過去問を何度も解いていて、どれが正解かも覚えていましたが、なぜそれが正解なのか、なぜ他の選択肢が不正解なのか、という「なぜ?」という部分の理解が足りていない、という結論に至りました。

行政書士試験は10人に1人くらいしか合格しない試験ですし「甘くはないな~」と強く感じたことを覚えています。

とりあえず次の行政書士試験を受験してみることをお勧めします

私は初めて行政書士試験を受験し、不合格でしたが、その時に受験してみてよかったと思っています。自分の実力、受験申し込みの方法、試験会場の雰囲気などがよくわかったからです。そのため、たとえ今回の行政書士試験での合格は難しいと感じるとしても、ぜひ受験してみられることをお勧めいたします。そうするなら、自分の現在地がよくわかりますし、その経験が必ず糧になると思いますよ。

2年後の2回目の受験で行政書士試験に合格

翌年、私は南米のペルーにいましたので、行政書士試験を受験することができませんでした。

(私が南米のペルーにいた経緯やそこでの経験が最も興味深いのですが、あまり参考にならないので、割愛したいと思います。しかし、ペルーでの経験が、行政書士の数ある業務の中で外国人のビザ申請手続き(入国管理局への手続き)をする大きなきっかけとなりました。)

2013年、26歳の時に、2回目となる行政書士試験を受験しました。

当時、私は結婚を控えていましたので、何としても行政書士に合格しなければと必死の思いでした。

いい意味ではモチベーションが高く、悪い意味ではストレスでしたが、合格するかどうか悩むよりも、11月の試験までにできる限りのことをすることを心がけました。

また、フォーサイトのテキストでまとめられていた過去問を解き続け、各問の質問が正解かどうかだけでなく、その理由や根拠となる法文を必ずおさえるようにしました。

ここに最初に受験した経験が生かされていると思います。

また、過去問がすべて理由も含めて解けるなら、合格するに違いないと考えていました。

その当時、アメトーークの「勉強しかしてこなかった芸人」で、京大卒の宇治原さんが「勉強したら、(生徒はいないけど、)自分で先生役をし、説明してみる。うまく説明できないところがあれば、そこが自分が理解できていないところだ」ということを話しておられました。

その動画を見て「この方法は役立ちそうだな」と思い、行政書士の勉強に役立てたりもしました。

他のテキストに手を出さないことが大切です

試験に合格するかどうか心配になると、他のテキストに手を出したり、出題率が低い分野(商法など)に多くの時間を使ったりしてしまうものです。しかし、良質なテキストや問題集があるなら、それを何度も繰り返し行うほうが効果的です。行政書士試験に合格するには、満点を取る必要はありません。6割以上正解すればよいので、特に出題率が高い民法や行政法を中心に過去問を解くのがよいと思います。フォーサイトのDVDでも同じことを言われましたが、人間の心理として、非効率的な行動を取ってしまうことがあるので、そのことを強く意識されるとよいのではと思います。

2回目の行政書士試験を試験して思ったこと

受験はとても緊張しました。最初は、手が震えていましたが、徐々に落ち着くことができました。

特に気をつけたのは、名前やマークシートの記入ミスなどのケアレスミスをしないことです。また、他の受験生がページをめくる音にも気をとられないようにしました。

初めて受験したときよりも、確実に正しい、間違いということが分かる問題が多くなったという手応えがありましたが、最後の2択で迷ってしまう問題も少なくなく、受験後に絶対に合格したという手応えはありませんでした。

受験後、試験問題は持ち帰ることができます。試験問題に、自分の回答番号を書いておいたので、次の日にフォーサイトから出た回答速報で、確認することができました。

自己採点すると合格点には達している可能性が高そうということがわかりました。

しかし、私の記述式問題の回答が模範回答といくらか違うところがありましたので、不安はその後もありました。記述式問題は配点が高く、もし点数がもらえなかったら、不合格の可能性があったからです。

そのため、1月に合格通知書が届いたときは、とてもうれしかったことを覚えています。自分のこれまでの努力が報われたように感じました。


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合格してからが本番

行政書士試験に合格すると、大きな目標を達成したことになりますが、そこからが本番です。

行政書士という資格を生かして生活するには、これまでの人生経験を総動員するとともに、どうすればうまくいくのか経験者の声を聞き、戦略を練る必要があります。

私はこの点でも失敗しています。

私は、行政書士試験に合格したので、実務経験や戦略も立てずに行政書士登録をして、開業しました。

しかし、案の定、仕事が全く来ない日が続きました。これまで、会社員やアルバイトで給与をもらう仕事しかしてこなかった私にとって、事務所を軌道に乗せる方法が全くわかりませんでした。

ネットを見ると「行政書士は稼げない」とよく書かれていますが、資格を取得しただけでは、そのとおり「稼げない」のが現実です。

では、開業前にどのようにして行政書士事務所を軌道に乗せる方法を学び、戦略を立てることができるのでしょうか?

次の記事で、その点をお伝えできればと思います。

行政書士を目指している皆さんを、心から応援しております。

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